今日の一番はしょうちゃんでした。

先週Delした上の総入れ歯のチェックです。

上の総入れ歯のアメリカ式の表記はC/であり、

正式な発音は

アッパーコンプリートデンチャーですが、

略してデンチャーと呼ぶことが多いです。

それでは、これまでのしょうちゃんの様子を

振り返ってみましょう。

初診時の様子です↓。

10/12/08　初診時の様子↑

しょうちゃんの上の歯は

に本独特のレベルの低い

歯を悪くするだけの歯科治療の結果

フルブリッジにされていましたが、

何本かの歯の根から膿が出たりして、

だんだんおかしくなったものの、

しょちゃんの通った歯医者さんは

ブリッジを切断したりするだけの

付け焼き刃の治療をするだけでした。

G.V. BLACK DENTAL OFFICEに来た時点では、

すでに上の全ての歯はレベルの低い

神経の治療であるれえんどの結果、

ホープレスという診断になり、

下の歯は、同じ日本の歯医者さんで

インプラントをされていましたが、

取るのは大変なので、しばらくはこのままで

いくことになりました。

インプラントにしなくても

アメリカ歯科標準治療であれば

他の治療方法はいくらでもあるのですが

インプラントにしたのは

単に歯医者さんが儲かる

という理由以外

山崎先生には考えつきません。

G.V. BLACK DENTAL OFFICEには

家族の優遇制度というルールがあり、

家族の場合は悪いところだけを

治せるので、

しょうちゃんはその適応を受けたわけです。

しょうちゃんのデンチャーは

Immidiate Dentureという方法

で行いました。

（１）奥歯だけ最初に抜き、

前歯はデンチャーの入る

日まで温存し審美性を失わないようにする

（２）奥歯の抜歯窩 の歯茎が治った段階で

デンチャーを製作し、

デンチャーの入る日に、

残った前歯を全部抜き、

その瞬間にデンチャーを装着する

という方法です。

ということで、

まず奥歯を抜きました。

右奥の上です↓。

左奥の上です↓。

奥歯の抜歯から１ヶ月が経ち、

デンチャーの製作に入りました↓。

11/21/08　デンチャー制作開始時の様子↑

デンチャーの装着感が向上するためのマイナーな

手術も行いました↑。

アメリカ歯科標準治療のデンチャーを作るための

アポは回数でいうと

３回から５回の間

で終わるので、

治療自体は簡単な部類に属します。

大変なのは技工で、

G.V. BLACK DENTAL OFFICE では、

全ての技工を行うのは山崎先生ですから、

時間のかかるデンチャーをやり出すと、

あっという間に時間が過ぎて、

休みなどなくなります。

それでもなんとか４日で完成したので、

装着の日がやって来ました。

まずは残っている上の前歯を全部抜きます。

ブリッジで繋がっているので

１本１本切り離してから抜きます↓。

11/26/08　上の前歯を全部抜いた様子↑

この時、大切なのは

不必要な歯槽骨は

最小限の範囲で

削って取ってしまう！

ということです。

聞いただけでは、恐ろしい感じがしますが、

総入れ歯は歯茎の上に

置いてあるだけなので、

骨にデコボコがあると、

総入れ歯を使い始めると

後から痛くなったり、

総入れ歯が合わなくなったり

する問題が必ず発生するのです。

それに加えて、

しょうちゃんの場合は普通に

抜歯しただけでは、

ウツボ口になってしまい、

せっかくデンチャーにするのですから、

骨を数mm削るだけで

間接的な美容整形が

出来るチャンス

を見逃す手はないのです。

特に、リスクを伴う美容整形とは異なり、

不必要な歯槽骨を削ってしまっても、

やり方さえ間違えなければ

何の問題も起こらないのです。

手術して１週間で腫れが引けば、

治療を受けた人も、

自分自身でうまくいったと

判断しても良いでしょう。

歯を抜き、デンチャーを入れた当日は

９針も縫ったので、臨床写真の撮影は

出来ませんでしたが、

次の日のチェックの様子です↓。

11/27/08 Delから１日経過した様子↑

しょうちゃんの初診時は、

おそ松くんに出てくる

出っ歯のイヤミそのものだったので、

その顔貌を改善させたわけです。

ちなみに初診時の様子はこんな感じでした↓。

そして１週間が経過した今日の様子です↓。

12/05/08 Delから１週間経過した様子↑

１週間が過ぎて腫れが止まり、

顔も通常に戻ってきました。

口腔内には傷一つ無く、

今日は抜糸だけをしました。

ただ、今まで使っていなかった口の周りの

筋肉の動きが不自然になっているので、

笑うと違和感があります。

これから１ヶ月をかけて

綺麗に美しく笑う練習

をしていると、自然に回復して、

浜松の吉永小百合！

と言われる日が

やってくるかもしれません。

兎に角、

デンチャーという道具を

使うことになった

しょうちゃんの場合、

たどり着けるゴールのレベルは、

自分の努力次第で決まる

ので、

早く使いこなせるように、がんばろう！

しょうちゃんはネット環境にないので

カキコはできません

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