鞍作路加（くらつくりのルカ） #28 Del

鞍作路加（くらつくりのルカ）は懸案だった

#28のクラウンを白くすることになりました。

これは今から３年前にゴールドで修復した時、

将来は白い歯にする可能性を示唆していた歯でした。

ゴールドはゴールドの良さ

白い歯は白い歯の良さ

ということですが、

アメリカ歯科標準治療では

大臼歯のクラウンはゴールド

小臼歯 はどちらでも条件しだい

前歯は絶対に白！

という掟があるのですが、

ここでの注目は小臼歯 で、

小臼歯 に限っては、いくつかの例外があり、

鞍作路加（くらつくりのルカ）の場合は、

それに当てはまっていたので、

鞍作路加（くらつくりのルカ）が

BO後2年間の間を費やして、

管理が出来る

人間であることを証明

したので、強靱なゴールドクラウンから、

管理が出来ないとたいへんなことになる

白い歯にチェンジすることになりました。

その理由は、

左右対象の美学

ということになります。

10/11/08　前回Prophy後の様子↑

鞍作路加（くらつくりのルカ）は下の小臼歯 が

1本づつしかありませんが、

左は自分の歯（Amalgamが歯頚部にあるが

通常これは他人に見えない）、

右はゴールドクラウンです。

つまり笑った時に、

左右のバランスが取れていないのです。

しかし、鞍作路加（くらつくりのルカ）は

大量の補綴物をやり直す必要があり、

早急な咬合の回復が求められた

初期の段階ではゴールドにするしか

方法はなかったのでした。

それが歯列矯正が終わり、

BOから2年以上が無事に経過した時点で、

アメリカ歯科標準治療の審美性

が再考されることになったのです。

小臼歯 1本だけクラウンに

しなければならないような

簡単な治療でははじめから

白い歯にしています。

それでは今日の治療です。

修復治療ですからラバーダムは必須になります。

Prepです↓。

マージンが綺麗に見えています↑。

そして白いクラウンです↓。