選手 新体操 原因 治療方法
by Norman Yamazaki, DDS. (Profile)
Summary: 新体操の全日本レベルの選手であったが、大学卒業と同時に引退したころから、体の不調が始まり、有名な病院を何件も回り治そうと試みたが、どこでも原因不明ということでなすすべが無かったが、ある時、顎関節症であるということが判明し、G.V. BLACK DENTAL OFFICEにやってきて修復治療、歯列矯正治療を受けると無事元気な頃の体調を取り戻して結婚し、２児の母となってアメリカで楽しく健康に暮らしているCooちゃんの記録。
CooちゃんのData
１．初診日： １９９７年２月２７日 ２．主訴： (a) 顎関節症による体調不良 (b) 治したはずの歯が痛い
３．初診時の症状： (a) 顎関節症で慢性的な不定愁訴があり、毎日寝たきりのような状態であった。 (b) 小さい頃から甘い物が好きで、虫歯で悩まされており、今でも頻繁に歯科医院に通っているが、治したはずの歯が何本も痛くなることがあった。
４．診断結果： (a) 顎関節症は以前に受けた歯科治療により、咬合が著しく破壊されているのが原因で発症しており、歯を治し再構築を行えば完治すると考えられる。 (b) 以前受けた虫歯治療は、全てにおいて、レベルの低いものであり、虫歯は完治しておらず、歯周病をも併発している歯もあるが、適切な治療により完治は可能である。
５．治療計画： (a) ２０本の虫歯治療 (b) ３本の根管治療
(c) １本の前歯の白いクラウン、２本の奥歯のゴールドクラウン、１つのゴールドブリッジ
(d) 咬合回復のための歯列矯正治療（ブラケット装着期間１年半）
以上の治療が必要である。
６．治療回数期間： (a) 修復治療は約２ヶ月で１８回。 (b) 歯列矯正治療は１０ヶ月で２８回の調整
７．治療結果： 治療後に発生した大きな問題は、治療から７年後に#8が事故により破折したことのみである。諸事情があったが再治療は２０１０年８月に完了している。 ８．現在の状態： 最終チェックは２０１０年８月２６日に行われたが、問題となる歯はなく、顎関節症も完治しており、アメリカ歯科標準治療のTorilogyである虫歯フリー、歯周病フリー、顎関節症フリーの状態であり、本人はG.V. BLACK DENTAL OFFICEで受けている治療に対し大変満足している。 | HOME | カズイスチカ・目次へ | 治療希望の君へ ｜
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