August 02, 2001
咬合の精度はBracket Off後に決まる
今日の一番はウッチーでした。
DP Delです。
日本で行われている矯正の多くは、ブラケットが外れた瞬間が最も良い咬合であるという前提で針金を曲げてリテイナーというものを作ります。
顎の位置が理想的ではなく、ワイヤーで決めることの出きる咬合の誤差は理想からはあまりにも遠いので、顎がゆがみ、歯が動く結果、後戻りという最悪の結果が待っているのです。
リテイナーは歯並びを維持することはできますが、一度へんな方向に動いてしまった歯を理想的なポジションに戻すことは不可能なのです。
日本で行われている矯正の結果、顎関節症になり、虫歯になり、神経を取られ、矯正をしていた面影も無くなるほど歯ががちゃがちゃになり、挙げ句の果てに歯がなくなるという事実をハカイシャハイシャ矯正医はどう考えているのでしょうか?
ウッチーはBracket Offをした日はこんな感じでした。
07/26/01
1週間後にDPを30分した後はこんな感じです。
08/02/01
DPに組み込まれた咬合がウッチーの歯を動かしています。
近代矯正はBracket Offをした日からが、精密な咬合を作り上げる期間になるのです。
G.V. BLACK DENTAL OFFICEで使うDPはどのようにして作られるのか?
Bracket Offをした人はみんな知っています。
そしてBracket Offをした人にDPを作るために、私が1週間何もできなくなる、という時間的制約は何故おこるのか?も理性のある人は知っています。
G.V. BLACK DENTAL OFFICEに頼ってきた人の一生を楽しく豊かに出きるかどうかは咬合をどのようなものに作り上げることができるか、にかかっており、その仕上げの道具となるのがDPなのです。
Bracket Offして1週間後の歯は無秩序に動いており、それを統合して正しい位置まで動かすにはDPを装着して3カ月の献身が必要になるのです。
装着30分で出来上がった咬合は、理想の咬合に向かうほんのさわりの小手調べでした。
ウッチーがまじめにDPをすれば#10,11にある歯のスペースも簡単に消えて無くなります。
がんばろう!
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