October 29, 1999

黒魔術団

今日の最後はチーボウでした。

今日はProphyをやり、

NGをDelしておまけに歯まで抜きました。

普通はこんなにたくさんのことを

一度には行わないのですが、

チーボウの場合は必要なことですから

やるわけです。

Prophyは今ある歯を

これ以上悪くさせないために。

NGは東京の歯科大学歯学部で

ぼろぼろにされた顎関節を

これ以上ボロボロにしないために。

そして歯を抜いたのは

これ以上歯の痛みで

眠れない夜をむかえないためにです。

#30はヘミセクションをされ、

テンポラリーのクラウンでしたが、

歯ぐきは腐り、異臭をはなって、

見るからに終わっていました。

この歯がチーボウにボルタレンを

キャンディのように食べさせていたわけです。

こんなに激痛、鈍痛、なんでもありの歯を

歯学部付属病院では

顎関節が治るまで治療はしない！

と言っていたそうです。

歯科大こうげパンドラーズ

とはよく言ったものです。

#30は前と後ろに大きな２つの根があります。

こちらは後ろの大きな根の方ですが、

群馬の歯医者さんが

前の根はRCTに失敗して穴をあけ、

チーボウが「痛い！痛い！」と

大騒ぎするので前の根の部分を

削って抜いてしまったのです。

このヘミセクションと呼ばれる方法は

アメリカでは予後の悪いことが

わかっているのでほとんど行われませんが、

日本の歯医者さんの刹那主義は

得意技の一つにしており、

田舎に行けば行くほど多くやられています。

それはつまり田舎に行けば行くほど

えんどの時、

歯に穴を開ける

日本の歯医者さんが多く、

そのごまかしとして

やられているということです。

つまり、どべたがやるわけですから、

切ろうと削ろうと

結果は惨憺たるものであることは

予想できます。

しかもチーボウの場合、

コアを入れた後ろの根からは

コアに使った材料が大々的に

はみ出して歯ぐきは炎症を起こし

排膿していました。

排膿は他にも根の先からもしていました。

結局何をやってもどべたなこんちなのです。

こんな状況では痛いのは当たり前です。

目が見えて他人の声が聞こえて、

かつハイシャなら

何を一番最初にしなければいけないか、

簡単にわかるはずですが

歯科大こうげパンドラーズ

は全くわかっていません。

そんな連中がよってたかって

チーボウをいじくっても

良くなるはずはないのです。

チーボウの

G.V. BLACK DENTAL OFFICE

初日はこのようにして終わりました。

東京の歯科大学歯学部に

１４５回通って

何もよくならなかったチーボウですが、

今度来るときまでには、

今までとはまったく違った

健康で元気になりそうな

自分を見つけているはずです。

「GVBDOはおかしくて

あやしくて詐欺師だ！

あんなんで治るわけがねえ！」

と、チーボウが

G.V. BLACK DENTAL OFFICE (GVBDO)に

来ると決めたとき、

心配になって相談に行った

知り合いの大病院の歯医者さんから

言われた米つきバッタ症候群のパパが、

「たった１回で

そんなに良くなるなんて、

おまえへんな祈祷でも

されたのか？」

とますます

G.V. BLACK DENTAL OFFICEを疑い始める

１１月は、チーボウの復活の月として

この世に存在することになります。

参考：チーボウのその後

Norman Yamazaki, DDS.